プラットフォーム

Home Assistant はオープンソースのホームオートメーション・プラットフォームです。プラットフォームを稼働させる環境としてはRaspberry Pi, Linux + コンテナ、Virtual Machine (VM)などが利用出来ます。入門時はRaspberry Pi で構築すると低コストで迅速に始めることが出来ます。センサーやコントロールするデバイスが増えてくるとRaspberry Piでは処理速度が追い付かなくなり、エラーや誤動作が発生します。Raspberry Piでもより高速なRPi 4Bなどへの移行が考えられます。しかし、デバイスやセンサーの数が数十個以上になるとより高速でメモリー容量も豊富なデスクトップマシンが必要になります。インテルの i7コア(CPU)をマルチコアで搭載したマシンだとストレスなく、安定したHA環境を構築出来ます。

実際にホームオートメーションを始めると必要になる知識やスキルに以下のようなものがあります。ネットで検索するとすでに実践している人たちが多くいるので参考にしながら出来ますが、ネットでは分からない細かい点で困ることもしばしば遭遇するので忍耐と根気も必要となります。

  • 稼働するプラットフォーム(パソコンやOSの知識)
  • センサーやNCUを搭載する基板、回路設計
  • 3Dプリンタによるケースや部品の制作
  • 木材やアルミなどを使った工作
  • 作成するときに使う工具や計測機器など必要最低限のもの